メールの「官邸関係者」は、内閣参事官 首相秘書官の中江氏には報告せず

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で2015年10月14日午前9時6分、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で2015年10月14日午前9時6分、竹内紀臣撮影

 毎月勤労統計の調査対象事業所の入れ替え方法の変更を巡り、厚生労働省の藤沢勝博政策統括官は25日午前の衆院予算委員会で、同省担当者が2015年9月4日に有識者検討会座長に送ったメールに記していた「官邸関係者」は、当時同省から首相官邸に出向していた内閣参事官だったと明らかにした。参事官は当時の中江元哉首相秘書官に報告しなかったとし、変更の背景に官邸の指示があったとの見方を否定した。

 調査方法の変更を議論していた有識者検討会の中間的整理案は、15年9月14日に「総入れ替え方式が適当」から「引き続き検討」に変更された。これに先立つ15年9月4日に当時の課長補佐が「現在、検討会での検討結果等については官邸関係者に説明をしている段階」と阿部正浩座長にメールしていた。藤沢氏によると、当時の内閣参事官は「内容がテクニカルと思われたので(中江)秘書官には報告していないのではないか」と説明…

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