結論先送り要請メールの「関係者」は厚労省部長 衆院予算委

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衆院予算委員会で厚生労働省の毎月勤労統計問題について答弁する元同省統計情報部長の姉崎猛氏=国会内で2019年2月25日午前10時44分、川田雅浩撮影
衆院予算委員会で厚生労働省の毎月勤労統計問題について答弁する元同省統計情報部長の姉崎猛氏=国会内で2019年2月25日午前10時44分、川田雅浩撮影

 毎月勤労統計の調査手法変更に関し、野党は25日の衆院予算委員会で、厚生労働省の課長補佐が有識者検討会座長に送っていたメールを基に「官邸の働きかけ」があったかを追及した。厚生労働省の藤沢勝博政策統括官は、2015年9月14日に課長補佐が座長に宛てた「結論先送り」を求めるメールに書かれた「委員以外の関係者」は当時の姉崎猛統計情報部長だったと明らかにした。根本匠厚労相はこれまで、この関係者は「中江元哉元首相秘書官と聞いている」と答弁していた。

 9月14日のメールには「委員以外の関係者と調整している中で部分入れ替え方式で行うべきとの意見が出てきた」と書かれていた。藤沢氏によると課長補佐は「直前の方針変更を部長の意見とは座長に言いにくかった。だから含みのある表現を使った」と説明。一方で藤沢氏は「姉崎氏と、姉崎氏が接触していた首相秘書官や他の有識者を当時の担当者は想定した」とも述べた。姉崎氏は14日に中江氏と面会し、2日後の16日の有識者検…

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