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江戸初期の元号議論に「日本書紀」 和書引用はまれ 当時の資料見つかる

主な日本の古典

 江戸時代の改元に伴って公家たちが新元号案を審査する際に、8世紀成立の歴史書「日本書紀」の文面を引用した記載が当時の史料から見つかった。水上(みずかみ)雅晴・中央大教授(中国哲学)の研究成果で、3月発行の中央大の学術誌「紀要 哲学」に論文が掲載される。日本の元号は漢籍を典拠として考案され、考案の過程で、漢籍の内容や過去の日本の出来事などを基に詳細に検討される。古代中国発祥の元号の議論に、和書が引用されたのが確認されたのは非常に珍しい。

 元号は出典の解釈のほか、字の意味や形まで詳細に論じられる。「平成」改元の際は発表後に、盾と矛や戦争…

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