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麺食い・列島味便り

背脂ラーメン 新潟県燕市 職人向け、がっつりした味

元祖背脂ラーメンの味を受け継ぐ「杭州飯店」の中華そば=新潟県燕市燕で、井口彩撮影

 「見ただけで胃もたれしそう……」。そう思う人もいるかもしれない。その名の通り、煮干しでダシを取ったスープの上には、熱々の豚の背脂がびっしり。だが食べてみると、うどんのように柔らかい麺に背脂が絡み、脂のうまみが口の中に入り込む。気付けば丼は空に--。

 新潟県燕市の背脂ラーメンが誕生したのは1930年代。中国・浙江省出身の徐昌星(じょしょうせい)さんが考案者とされる。徐さんは九州の炭鉱で働いた後、東北でラーメン屋台を引いた。そして、「金物業でにぎわっている所がある」という口コミを頼りに33年ごろ、燕市に移住してラーメン店を開いた。

 燕市は隣接する三条市と共に刃物や洋食器など金属加工業が盛んな職人の街だ。当初は一般的なしょうゆラーメンだったが、体力勝負の職人のため「がっつりした」味を目指すようになった。

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