イタリアの昨年後半の実質国内総生産(GDP)は2四半期連続で対前期比マイナスだった。古典的な定義では不況の到来だ。昨年6月以降は、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党の「五つ星運動」と極右の「同盟」との連立政権だ。
不況ゆえに政権批判は高まる。2月の知事選では「五つ星運動」の候補者への投票は大幅に減少した。これに対し「同盟」は地方では保守連立で対応し、善戦する。中央レベルでの連立の組み替えの可能性も出てきた。
亀裂が広がる両党だが、イタリア中央銀行の幹部人事では足並みが一致する。
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