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囲碁

第56回プロアマ本因坊対抗戦 二子・平岡聡-本因坊文裕 第6譜

平岡さんの傑作局

 序盤で一瞬の隙(すき)を突き、黒30、32の連打で優位を築く。次に黒44、46の仕掛けから黒82まで、白の種石を取り、中央も制して局面を狭めることに成功した。

 その後は、現局面の最善手ではなく、勝つための最善手を選んでいる。ふと、平岡さんのスタイルはAI(人工知能)に近いのではと思った。AIは微細な碁ならば精密にヨセるが、大差で勝っている場合、小ヨセで明らかに1目損な手を選ぶこともあるのだ。

 本因坊が投了を告げ、両者は解説会場に現れた。「この手合割は、平岡さん相手には無理。昨年まで頑張りす…

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