マラリア防ぐワクチンの臨床試験始める 日本人研究者の創薬ベンチャー

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マラリアのワクチン候補薬の仕組みについて説明する「VLPセラピューティクス」のCEO、赤畑渉さん=米国メリーランド州の同社で、須田桃子撮影
マラリアのワクチン候補薬の仕組みについて説明する「VLPセラピューティクス」のCEO、赤畑渉さん=米国メリーランド州の同社で、須田桃子撮影

 日本人研究者が創業した米国メリーランド州の創薬ベンチャー「VLPセラピューティクス」が、マラリアの感染を防ぐワクチン候補薬の安全性や効果を確かめる臨床試験(治験)を米国内で始めた。創業者の一人で最高経営責任者(CEO)の赤畑渉さん(45)は「世界の人口の約半数に感染のリスクがある病気で、実用化されれば多くの命を救えるかもしれない」と話す。

 米食品医薬品局(FDA)が1月に許可した。5月から30人に候補薬を3回ずつ投与し、感染時に速やかに治療できる体制を整えた上で、蚊を使って実際に感染を防げるか調べる。年内には結果が得られる見通し。

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