メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

上原 隆・評『償いの雪が降る』『なぜ人と人は支え合うのか』

誰かを支える自分自身はその誰かに支えられている

◆『償(つぐな)いの雪が降る』アレン・エスケンス/著 務台夏子/訳(創元推理文庫/税別1180円)

◆『なぜ人と人は支え合うのか 「障害」から考える』渡辺一史・著(ちくまプリマー新書/税別880円)

 私には甥(おい)と姪(めい)がいる。妹の子どもたちだ。子どもといっても30代と20代なのだけれど。姪のYさんはダウン症で、外見は小学生のようだ。言葉もハッキリと発音できない。が、いたって明るい。作業所に通っている。甥は家を出て理学療法士として介護老人保健施設で働いている。この仕事が自分に合っているという。Yさんとともに育ってきて身についた優しさが仕事に生かされているのだろう。

 アレン・エスケンス『償(つぐな)いの雪が降る』(務台夏子訳)はミステリーだ。大学生のジョーは授業の…

この記事は有料記事です。

残り1183文字(全文1544文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 元吉本新喜劇座長で喜劇役者 木村進さん死去、68歳
  2. ORICON NEWS 内野聖陽、『きのう何食べた?』細部までいき届いた繊細な演技に絶賛の声
  3. 長谷川博己さん、明智光秀の菩提寺訪問 来年の大河ドラマ「麒麟がくる」主役
  4. 兵庫県庁、700億円かけ建て替えへ 耐震対策 30年度まで
  5. 大きな虹 福岡の空に

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです