技能実習生

失踪の果て窃盗 「誠実に働きたかったのに」 過酷労働・借金、手紙に「後悔」

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ベトナム人男性が逮捕後に勾留された静岡県警島田署=静岡県島田市で2019年2月21日、古川幸奈撮影
ベトナム人男性が逮捕後に勾留された静岡県警島田署=静岡県島田市で2019年2月21日、古川幸奈撮影

 技能実習生として来日後に失踪し、窃盗などの罪で逮捕・起訴されたベトナム人の男性(25)が今月6日、静岡地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。判決直前に毎日新聞の取材に手紙で応じた男性は、送り出し機関に多額の費用を払うため借金が必要だったことや、受け入れ先の労働環境の厳しさを訴えた一方、「どんなに大変でも誠実に働こうと思っていたのに。家族を悲しませてしまった」と後悔の気持ちをつづっていた。【古川幸奈】

 「喜ぶはずがない。叱られると思う」。今年1月の初公判。万引きで得た金を家族へ送っていたことについて「犯罪で得た金を送金して家族は喜ぶと思うか」と弁護士に問われた男性は、ベトナム語でうつむき加減で答えた。

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