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「あの日のオルガン」監督・脚本 平松恵美子さん(51) 未来への誓い、ラストに

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映画「あの日のオルガン」監督・脚本の平松恵美子さん=大阪市北区で、倉田陶子撮影
映画「あの日のオルガン」監督・脚本の平松恵美子さん=大阪市北区で、倉田陶子撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 カルチャー>

2人の主演女優は本当に役柄を生きてくれた。感謝という言葉しかないです。

 太平洋戦争末期、東京から埼玉へ53人の幼子を連れて疎開した保母たちの実話を映画化した「あの日のオルガン」が公開中だ。脚本も務めた平松恵美子さんにとって、「ひまわりと子犬の7日間」(2013年)以来2本目となる監督作にかけた思いとは。【倉田陶子】

 空襲から教え子たちの命を守るため、終わりの見えない疎開生活に踏み切った若い保母たちの勇気に「私にはできないことだからこそ、ものすごく尊敬する」と言い切る。疎開生活は決して楽ではなかった。保母たちは、食料の提供など協力を約束したはずの地元の人々から「消費班」という言葉を投げつけられる。「食料を消費するだけの無駄な存在」という意味だ。

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