韓国

3・1独立運動から100年 建国、起点巡り論争 文政権「1919年」、保守系「1948年」

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国会議員会館で開かれた「共に民主党」の3・1運動と臨時政府の記念行事を推進する特別委員会発足式で、万歳を叫ぶ李海〓代表(前列左から2人目)ら=1月22日(朝鮮日報提供)
国会議員会館で開かれた「共に民主党」の3・1運動と臨時政府の記念行事を推進する特別委員会発足式で、万歳を叫ぶ李海〓代表(前列左から2人目)ら=1月22日(朝鮮日報提供)

 日本の植民地支配に抵抗した「3・1独立運動」から100年に当たる3月1日を前に、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は26日、ソウル市内にある独立運動家、金九(キムグ)の記念館で閣議を開いた。閣議が政府庁舎以外で行われるのは異例で、この運動を韓国建国の歴史や民主化運動と結びつけたい文政権には祝賀ムードを盛り上げる狙いがあるとみられる。ただ、建国の歴史や3・1の位置づけについては韓国国内の保守と革新、また北朝鮮にも思惑があり、一枚岩にはなっていない。(3面に「質問なるほドリ」)

 「朝鮮半島全土で万歳を叫んだ3・1は、民主共和国へ向けた転換点だ。運動ではなく、革命と言える」

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