- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

ベトナム・ハノイである2回目の米朝首脳会談(27~28日)の行方を、特別な思いで見つめる在日コリアンの元Jリーガーがいる。安英学(アン・ヨンハ)さん(40)。日本で生まれ育ち、北朝鮮代表、韓国Kリーグと、サッカーを通じて分断が続く北と南に橋を懸けてきた。「自分には日本も朝鮮も韓国も大切な国。子供たちの未来のためにも前に進んでほしい」。会談が平和への一歩となることを期待する。
岡山県倉敷市生まれで、朝鮮籍の在日3世。5歳で家族と上京し、朝鮮学校でサッカーに夢中になった。立正大を卒業後にJリーグの新潟、名古屋、韓国Kリーグでプレーした。2010年南アフリカワールドカップ(W杯)には北朝鮮代表として出場している。
この記事は有料記事です。
残り773文字(全文1081文字)