京丹後市立丹後中3年の馬場真澄さん(15)がテレビ電話を通じ、3月6日から自宅で授業に参加できるようになった。化学物質過敏症で登校できない状態が続いていたが、「卒業までのわずかな時間でも中学校時代の思い出を作りたい」と強く希望。学校がその思いを受け止め、市教委に必要な機材を要望した。3月14日の卒業式に向けた歌の練習などに同級生と一緒に取り組む。市教委によると、病気のため長期間休んでいる児童・生徒のためにこうした対応をするのは初めて。
化学物質過敏症は、わずかな化学物質に過敏に反応し、頭痛や吐き気、不眠などさまざまな体調不良を引き起こす病気。原因は未解明で、特効薬がないため養生するしかないという。
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