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木語

トランプ流融和術=坂東賢治

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 2001年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟は今でこそ、中国の大国化を決定づけたと位置づけられるが、当時の中国には慎重論も根強かった。1999年4月に訪米した朱鎔基首相は農産物の対外開放などで合意したが、帰国後、「譲歩しすぎだ」と批判にさらされた。

 国益をかけた通商、外交交渉は互いに譲歩を迫られる。交渉責任者に対して「弱腰」批判が起きやすいのは万国共通だ。結局、米中は同年11月に合意に達したが、当時の交渉担当者は時期を逸すれば、加盟は5~10年遅れたかもしれないと振り返っている。

 現在の米中貿易交渉は3月1日の関税引き上げ決定期限が延期され、トランプ大統領と習近平国家主席の首脳…

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