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舘ひろし

「運び屋」試写会にサプライズ登場 クリント・イーストウッドは日本の「石原裕次郎」

映画「運び屋」特別試写会に登場した舘ひろしさん

 俳優の舘ひろしさんが28日、東京都内で行われた映画「運び屋」(クリント・イーストウッド監督、3月8日公開)の特別試写会にサプライズで登場した。舘さんが、自身の出演していない映画のPRイベントに出演したのは今回が初めて。歓声と拍手で迎えられた舘さんは「ちょっと緊張しています」と笑顔を見せながら、大好きな俳優だというイーストウッドさんの今作での演技について「今までにない演技をしています。何をやっても芝居が変わらない古いタイプのスターの演技。もっと言えば、石原裕次郎かな。でも、それがきっとスターの条件だと思う」と絶賛した。

 イベントでは、舘さんの出世作の「西部警察」や「あぶない刑事」シリーズの裏話を披露。「デビューしてからずっと芝居に自信がなかったんです。でも渡(哲也さん)から『お前には華がある。芝居なんかうまくならなくていいんだよ』って言われて、その言葉を頼りに今まで俳優としてやってこられました」と明かし、「だからずっと芝居は下手なまま。どう責任取ってくれるんだ」と笑った。

 トレードマークとなっていたサングラスについては「昔はせりふを覚えてなかったんで、サングラスをして、あっちを見ながらこっちのカンペを読んでいることがありました。最近はこの年でカンペを書いている自分が恥ずかしいので、覚えるようにしてます」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 また、3月1日に発表される「第42回日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞に、「終わった人」(中田秀夫監督)でノミネートされていることについて、「ノミネートおめでとうございます」と祝福され、会場が拍手に包まれると「(質問)何ですか? 他のこと考えてた」と大照れだった。

 映画は、イーストウッド監督が、自身の監督作としては10年ぶりに復帰して主演を務め、87歳の老人が大量のコカインを運んでいたという報道記事を元に、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いた。麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーさん、イーストウッドさんの実娘のアリソン・イーストウッドさんも出演している。

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