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昭和最後の高校生ラガー、平成を最後に有終の美 「45年会」解散へ

昨年3月に行われた「東西対抗戦」で記念撮影をする「ラグビー45年会」のメンバーら=東京都武蔵野市で(同会提供)

 昭和天皇崩御のため中止となった、30年前の第68回全国高校ラグビー大会決勝。当時高校3年だった1970(昭和45)年度生まれのラグビー経験者らでつくる「ラグビー45年会」のメンバーが、3月2日に東大阪市花園ラグビー場で「東西対抗戦」に臨む。この日で会は解散することになっていて、昭和最後の大会を戦った選手らが平成最後の年に集い、有終の美を飾る。

     昭和天皇は89年1月7日に逝去し、この日予定されていた茗渓学園(茨城)―大阪工大高(大阪、現常翔学園)戦は「幻の決勝」となり、両校優勝に。当時の両校の選手らは四半世紀を過ぎた2015年4月、花園で開催されたイベントで対戦し力をぶつけ合った。

     大阪工大高が勝利したこの交流戦は、インターネット上で同世代の元ラガーマンらの間で話題になり、16年10月には両校の関係者らがフェイスブック(FB)に「ラグビー45年会」のページを開設。「同世代で団結し、2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を盛り上げよう」とFBで呼びかけている。現在800人以上が登録していて、W杯にボランティアとして参加するメンバーもいるという。

     「直接会う機会がほしい」という声も相次ぎ、居住地でチームを東西に分け、毎年3月に対抗戦を行うことになった。17年は愛知に、18年は東京に集まり、同世代で親交を深めてラグビー界の発展を誓い合った。

     今年に入り、中心メンバーから「19年はW杯があり、平成最後の年。一区切りには良いタイミングでは」との声が上がり、活動に終止符を打つことになった。同志社香里(大阪)OBで同会幹事長の永山宜泉(ぎせん)さん(48)は「会としては終わっても、築いた同期の絆は絶えることはない」と言い切る。

     対抗戦には全国から400人以上が参加する予定。タックルを禁じた「タッチフット」、スクラムでの押し合いなどをしない「ソフトコンタクト」、通常のラグビーと同じ「ハードコンタクト」という三つを設け、参加者は自身の体力などに応じて試合を選ぶ。西軍に参加する大阪工大高OBの佐野浩司さん(48)は「けがなく本気で、最高の思い出を仲間たちと作りたい」と意気込んでいる。【加藤佑輔】

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