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昨今ことば事情

「考える読書」=近藤勝重

 以前からフランスの哲学者、デカルトの「我思う、故に我あり」は「我考える、故に我あり」ではないのか、と疑問を抱いてきた。だから作家、辻原登氏が著書「東大で文学を学ぶ」に書く次の一文を読んで、我が意を得た気がした。

 <意識という考え方は近代の産物ですが、この部分は「われ考える、故にわれあり」です。私は考える、ゆえに存在する、私は私であるという、この部分でわれわれは生きています>

 僕の理解では「思う」は胸の中での判断にすぎないが、「考える」は物事を比較するなど頭を働かせて答えを出すことで、意味するところはかなり異なる。

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