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中村文則さん=名古屋市中村区で、木葉健二撮影

 「二+二=四」だが、「五」と党から言われれば、それは五に見えなければならない。ジョージ・オーウェルの全体主義国家を描いた小説「一九八四年」に出てくるモチーフである。

 今の日本政府はどうかというと、さすがに「二+二=五」を国民に強制はしていない。だが「五」という結果を見せたいがために、本来「二+二」だったものを、どうやら「二+三」や「一+四」などと、何だか変えているらしい。

 勤労統計などの信頼が失われているが、今話題の本、明石順平著「データが語る日本財政の未来」(集英社イ…

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