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スギ花粉の飛散が本格化し、花粉症を患う人にはつらい季節がやってきた。決して自宅を「聖域」と思うことなかれ。花粉は思いもよらないところから室内に侵入し、あなたの目や鼻を脅かす。住まいの花粉対策を専門家に聞いた。
花粉症は、植物の花粉に対して体の免疫機能が過剰に反応して起こるアレルギー症状。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどを引き起こし、国内の発症者数は4人に1人と推計されている。日本気象協会の調べでは、今春のスギ花粉飛散量は、東日本を中心に例年に比べて「やや多い」地方が多く、中国地方は「多い」見込み。まだ発症していない人も、なるべく花粉に接しないようにするのが賢明だ。
ロボット掃除機「ルンバ」で知られるアイロボットジャパン(東京都千代田区)は1月、花粉症を患い、子どもがいる全国の30~50代の既婚女性600人を対象に、「花粉対策で取り組んでいること」を調査した。対策ベスト3は(1)外出時のマスクや眼鏡の着用(72%)(2)薬の服用(59%)(3)洗濯物を外に干さない(38%)。約半数が家の中での花粉対策を「行っていない」と回答。盲点になりがちな屋内の花粉対策の…
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