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AI化で効率よくキャベツ収穫 立命大教授ら機械公開  彦根

次々とキャベツを刈り取るAI搭載のキャベツ収穫機=滋賀県彦根市日夏町で2019年3月2日、西村浩一撮影

 キャベツを効率よく収穫できる人工知能(AI)を搭載した収穫機のデモンストレーションが2日、滋賀県彦根市日夏町の畑であった。農業の効率化と営農面積の拡大をはかる取り組みとして、関係者の期待が高まっている。

     立命館大の深尾隆則教授(ロボット工学)を中心に国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」や農機メーカーなどと進める共同研究で、2020年までに露地野菜の収穫から集荷まで自動化するシステムの構築を目指している。

     公開された収穫機は、市販されている機械の先頭に2台のカメラを取り付け、畑に並ぶキャベツの位置や切断する箇所の特定などを、AIの深層学習(ディープラーニング)で把握。1~2秒間に1個のペースで収穫する。北海道では既に実用化されている。

     この日は、有限会社「フクハラファーム」の畑で実施。同社は市販の収穫機を17年に導入したが、操作の習熟に時間がかかることから、深尾教授にAI化について相談していた。同社の畑は水分を減らす畝があるなど、北海道との違いがあったが、深尾教授は「調整すれば可能」と説明。実際に、AI収穫機は次々とキャベツを刈り取っていった。

     同社の福原昭一会長は「一貫した機械化の実現で、耕地を拡大していきたい。これからが楽しみ」と話した。【西村浩一】

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