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ストーリー

風化と闘うラジオアナ(その1) 福島の今、電波に乗せ

福島第1原発を視察後、大学生たちにインタビューするフリーアナウンサーの大和田新さん(中央)=福島県富岡町の東京電力廃炉資料館で、喜屋武真之介撮影

 薄灰色の空の下、西風が頬を刺し海へ吹き抜ける。1月16日、東京電力福島第1原発1号機から約100メートル離れた高台で、元ラジオ福島アナウンサーで現在フリーの大和田新(あらた)さん(63)は3人の大学生と、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機を見渡した。

 この日のメインは5号機内部の視察。同機は損傷がなかったため廃炉作業の模擬施設として活用される。格納容器内部に入り圧力容器の真下に立った東北芸術工科大4年、大村康平さん(22)らは「想像よりはるかに狭く小さい。こんなものがあの大事故を起こしたのか」と驚きを口にした。

 大和田さんが原発を視察するのは30回目。うち19回は大学生を引率、この日までに延べ54人が参加した。「福島の復興を担うのは若者。少しでも興味があるならぜひ被災地を、原発を見てほしい」からだ。プロのリポートとは視点の違う彼らの感想をラジオで紹介することで、現場の「ありのまま」をリスナーに届けられるとの狙いもある。

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