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けいざい・因数分解

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けいざい・因数分解

2.53% 経団連が集計した2018年の大企業の賃上げ率 脱「官製春闘」着地点は

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【左】2019年春闘の特徴【右】月給引き上げ額と引き上げ率の推移
【左】2019年春闘の特徴【右】月給引き上げ額と引き上げ率の推移

 経営側と労働側が賃金水準や労働条件を決める春闘交渉がヤマ場を迎えている。経団連のまとめによると、2018年春闘の大企業の賃上げ率は、前年比0・19ポイント上昇の2・53%と1998年(2・62%)以来、20年ぶりの高水準だった。経団連は、政府が賃上げの音頭を取る「官製春闘」からの脱却を模索しており、19年春闘はどんな水準で決着するのか、注目が集まる。

 安倍晋三首相が経済界に賃上げ要請を始めたのは14年春闘から。賃上げ→消費拡大→企業業績拡大→賃上げ……という「経済の好循環」を実現するためだ。その結果、大企業の賃上げ率は13年の1・83%から、14年には2・28%に跳ね上がった。その後は2%台で推移している。

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