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口の中の安全を守るためボクシングやラグビーで重宝されてきた「マウスピース」が広くスポーツ界に浸透し始めている。歯を食いしばることによる競技力向上に効果を感じた野球や射撃の選手たちが装着し始めた。一方で公平性の観点から利用を制限する競技団体もある。来年の東京五輪・パラリンピックでも選手の口元から目が離せない。【倉沢仁志】
特に普及しているのが野球界だ。けがの防止に加え、歯のかみ合わせ向上により「打撃や投球の瞬間で力が入る」との評判が広がっている。秋田・金足農高からプロ野球・日本ハムに入団した吉田輝星投手(18)も昨夏の甲子園で白いマウスピースを着けていた。
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