陸前高田市の語り部、釘子(くぎこ)明さん(60)の写真展「3・11東日本大震災から学ぶ 自然災害と防災写真展!」が同市気仙町土手影の一本松茶屋で開かれている。津波で同級生6人を亡くした釘子さんは「被災直後の苦しい記憶だけでなく、その後の復興の歩みも写真に残してきた。多くの方に見てもらい、防災について考えてほしい」と話している。【神内亜実】
釘子さんは、2013年に一般社団法人「陸前高田被災地語り部 くぎこ屋」をスタートさせ、当時の状況や防災の思いを伝え続けている。写真展の開催は、今回で5回目。会場には、釘子さんが撮影してきた300枚以上の写真が展示されている。津波が町をのみ込んだ瞬間、避難所となった高田第一中学校、かさ上げが進む町並みと七夕の山車……。「移り変わる風景と暮らしの中で、人々がどう生きてきたかを疑似体験してほしい」と願…
この記事は有料記事です。
残り623文字(全文994文字)
毎時01分更新
小中学校で「臨時教員」への依存度が高まっている。文部科学省…
米国のバイデン新大統領が就任し、注目されるのが米中関係だ。…
仙台支局の記者からバトンを受け継ぎ、福島支局の記者が福島県…