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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月9日~25日)の特集サイトです。

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センバツ平成の名場面

/37 第80回大会(2008年) 21世紀枠3校、夢与える1勝

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慶応を破り、大喜びでスタンドへあいさつに向かう華陵の選手たち=2008年3月26日、矢頭智剛撮影 拡大
慶応を破り、大喜びでスタンドへあいさつに向かう華陵の選手たち=2008年3月26日、矢頭智剛撮影

 2008(平成20)年の第80回大会には通常より4校増の大会最多36校が出場した。21世紀枠を2から3にし、従来の優勝地区に加えて準優勝地区にも1枠を与えて神宮大会枠を1から2にしたほか、東海・北信越、中国・四国に各1枠を振り分けた。その21世紀枠で出場した3校がいずれも初戦を突破した。

 先陣を切ったのは、36年ぶり2回目の出場で開幕試合に登場した成章(愛知)。後にプロ入りする小川泰弘投手(ヤクルト)が好投し、八回の集中打で駒大岩見沢(北海道)に逆転勝ちした。

 大会第1日の第3試合で城北(熊本)と顔を合わせた初出場の安房(千葉)も続いた。安房・佐野公亮、城北・村方友哉両投手の投げ合いで0-0で迎えた九回、安房は2死一塁から4番・鹿嶋勇太捕手の適時三塁打と佐藤祐内野手の適時打で2点をもぎ取り、競り勝った。

 大会第5日、最後に登場した初出場の華陵(山口)は伝統校の慶応(神奈川)と対戦した。一回、2死三塁から4番・宇野賢士投手の適時打で先制。宇野投手はバックの好守に支えられ、再三のピンチを切り抜けた。相手に13残塁を記録させ、完封した。

 21世紀枠での出場校の活躍は、似た境遇にある全国の他校に「自分たちにもできる」という夢を与え、成長を促した。=つづく


 ▽1回戦

成章    000100020=3

駒大岩見沢 000110000=2

 ▽同

安房 000000002=2

城北 000000000=0

 ▽2回戦

華陵 100000000=1

慶応 000000000=0

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