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大岡信と戦後日本

/11 美術との関わり 不可視のものを見る

東大在学中の大岡信=大岡家提供

 話は1952(昭和27)年、大岡信が大学2年の冬にさかのぼる。彼は東京・御茶ノ水駅近くの書店で1冊の本を手にした。フランス語の詩画集『視覚の内面・八つの見える詩』だ。ドイツ生まれで長くパリに暮らしたシュールレアリスムの画家マックス・エルンスト(1891~1976年)の作品に、フランスの詩人ポール・エリュアール(1895~1952年)が詩を付けたものである。

 後年のエッセーによると、限定版で当時としては「豪華な本」を「のどから手が出るほど欲しい」と思った大…

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