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第94回センバツ高校野球

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常笑高商

支える人/中 藤沢宗輝副部長(28) 現役時代の経験生かす 特性見極めて指導 /香川

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打撃指導をする高松商の藤沢宗輝副部長(右)=高松市松島町1の同校で、潟見雄大撮影 拡大
打撃指導をする高松商の藤沢宗輝副部長(右)=高松市松島町1の同校で、潟見雄大撮影

藤沢宗輝(そうき)副部長(28)

 白球を追った現役時代の経験を生かし、野手の指導にあたる。「個々の選手には特長や長所がある。それをうまく引き出すのが仕事」と、技術向上を図る。

 旧塩江町(現高松市)出身。三本松高、広島大で内野手としてプレーした。三本松高2年の冬、左手首を骨折。それまで長距離打者として活躍していたが、けがで思うようにバットを振れなくなった。試合に出るため、そしてチームのため、自分のこだわりだった遠くへ飛ばす打撃を捨てるしかなかった。だが、そのことでチームの中にはさまざまな役割の選手が必要なことが分かった。「もしけがをしていなかったら、今も遠くに飛ばす指導しかできていなかったと思う」と振り返る。

 高松商には県内各地から甲子園を目指して野球をやりたいという意欲的な選手が集う。「みんな頑張って練習している。だから、その方向性が間違っていたらすごくもったいない」。個人の特性を見極めて指導することを心がけ、「体の大きい選手は当てにいく打撃をするべきではないし、逆に小さい選手にも得意なプレーはある」と選手に合ったアドバイスをする。

 今のチームについて「入学当初は甲子園に行ける選手がそろっているとは思わなかった。でも、努力次第で力を伸ばすことができると証明してくれた」と評価する。

 チームの目標は優勝だが、「勝ち負けよりも、日ごろお世話になっている人や応援してくれている人を感動させる試合をしてほしい。そのためには最後まで諦めないひたむきなプレーが必要」と語る。地道に努力し成長してきた今のチームならそれができるはず、と期待している。【潟見雄大】

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