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2008(平成20)年の第80回大会は沖縄尚学が9年ぶり2回目の優勝を遂げた。初優勝時のエースで、沖縄に初めて大旗を持ち帰った26歳の比嘉公也監督が就任1年半の短さで、再び母校に栄冠をもたらした。
比嘉監督は愛知学院大に進学したが、高校時代のけがの影響もあり、大学での公式戦登板は1試合のみ。大学3年の時、自ら学生コーチになり、野球の奥深さに触れて指導者を志した。
青年監督に鍛えられたチームは、後にプロ入りしたエース東浜巨(なお)投手(ソフトバンク)を勝負強い攻撃陣が支え、完成度の高さが際立っていた。
東浜投手はツーシームを効果的に使い、初戦の2回戦で聖光学院(福島)を完封し、3回戦でも明徳義塾(高知)に対し1失点完投。準々決勝の天理(奈良)戦では先発した上原亘投手を五回から好救援して勝利に導き、準決勝の東洋大姫路(兵庫)戦では2失点完投した。
決勝の相手は、大塚椋司投手の活躍で初出場ながら決勝に勝ち上がった聖望学園(埼玉)。序盤から沖縄尚学打線がフル稼働した。一回は先頭の伊古聖外野手の三塁打から1点先取。二回にはセーフティースクイズで2点目を挙げると、この回までで大塚投手は一旦マウンドを降りた(八回に再登板)。
沖縄尚学は聖望学園の救援投手陣にも痛打を浴びせ、前半で大量リード。東浜投手は持ち味の緩急をつけた投球を続け、6安打完封で有終の美を飾った。
引き分け再試合を含めた36試合中、12試合が零封試合で、投高打低の大会となった。=つづく
▽決勝
聖望学園
000000000=0
11403000×=9
沖縄尚学
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