中国全人代、「民族教育」強化を明記 チベット分科会、「共産党称賛」相次ぐ

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習近平、ダライ・ラマ
習近平、ダライ・ラマ

 【北京・浦松丈二】北京で開かれている全国人民代表大会(全人代=国会)は6日、チベット動乱から60年となる10日を前に、チベット自治区代表団の分科会をメディアに公開した。自治区選出の代表約20人が出席し、政府活動報告(施政方針)を審議。新たに教育強化が明記され、融和路線からの転換が鮮明になる中、自治区選出の代表約20人からは、共産党の政策を称賛する発言が相次いだ。

 中国の少数民族問題を巡っては、ウイグル族の人権問題がトランプ米政権から批判されている。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(83)のインド亡命につながったチベット動乱から60年を迎える節目の年だけに、共産党の政策の正統性を印象づけ、チベット族への注目を避けるよう先手を打った形だ。

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