暗黒の歴史と向き合う ベルギー王立中央アフリカ博物館が「脱植民地化」するまで
2019/3/6 08:43(最終更新 3/6 08:50)
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中央アフリカにまつわる世界有数の文化財を所蔵するベルギー王立中央アフリカ博物館が5年に及んだ大改修を経て生まれ変わった。過去の展示がベルギーの旧植民地コンゴ(現在のコンゴ民主共和国)やアフリカに対する自国の優越的な見方を広めたと自省し、植民地統治の歴史に批判的な視点を加えて内容も一新した。博物館は、再開までの道のりを「脱植民地化」と呼んだ。
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