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昭和演歌の歌詞「嘘と泪のしみついた どうせ私は噂の女」(前川清の「噂の女」)ではないが、昨今、霞が関のちまたでは、お役人さんが「嘘と忖度(そんたく)のしみついた、どうせ私は噂の○○省」と自嘲気味に歌っているらしい。
頭がいいはずの高級官僚が「嘘と知りつつ」苦し紛れの答弁を繰り返す毎日。「嘘と知りつつ待ちました 馬鹿な女の涙雨」(黒沢明とロス・プリモスの「雨の銀座」)みたいな「やるせない」心境なのか? 正直、気の毒である。
「毎月勤労統計」で火がついた厚生労働省の「不正統計」問題はアチコチに飛び火して、ついにGDP(国内総生産)の「かさ上げ疑惑」まで飛び出した。
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