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東日本大震災8年

クジラの歯、津波免れ 復興へ仮設店舗で印鑑作り 石巻・牡鹿半島、千々松正行さん /宮城

 かつて捕鯨が盛んだった石巻市の牡鹿半島で、クジラの歯を使った工芸品を制作している男性がいる。東日本大震災の津波で店舗は失ったものの、材料となる歯は奇跡的に流されなかった。震災後は仮設店舗で営業を続けている。約30年ぶりに商業捕鯨が再開される方向となり、復興途上の地区に活気が戻ることを期待している。

 半島の先端に位置する石巻市鮎川地区。千々松正行さん(65)は、津波で被災した商店が軒を連ねる「おしかのれん街」の一角に店を構える。店内には、クリーム色の印鑑やアクセサリーが並ぶ。マッコウクジラの歯を削り、加工したものだ。

 制作の際は長さ20センチ、直径10センチほどの歯の中心部をくりぬく。「歯1本から一つの印鑑しか作れ…

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