メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

平成つたえたい

大分平和考/4 原点は「戦争」 歌を通じ心を育む /大分

 「♪お父さんて呼んでみたい お父さんどこにいるの」--。先月16日、大分市であった護憲団体が開いた集会で「津久見樫の実少年少女合唱団」の子供たちの声が響いた。歌は太平洋戦争末期の沖縄戦をモチーフにした「さとうきび畑」。沖縄戦で父を失った子の悲しみが込められている。会場には、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を巡り揺れる「沖縄」を語るため、前名護市長の稲嶺進さん(73)が招かれていた。「子供たちの平和を願う心が届いた。鳥肌が立ったよ」

 今年創立40周年を迎えた合唱団。3歳から大学生まで約100人の団員が活動し、中心には指揮者の浜野征子さん(76)の姿がある。浜野さんの人生の原点は「戦争」だ。「征」の字がある名前は第二次世界大戦でビルマ(現ミャンマー)で戦死した旧陸軍軍人の父與一さんが名付けた。出征当時、まだ母のおなかにいたため、父の姿を見たことはない。

この記事は有料記事です。

残り1184文字(全文1578文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナ 感染拡大地からの「GoTo」やめて 憤る医療関係者 「予防にマイナス」

  2. 一斉休校は「科学より政治」の悪い例 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く

  3. コロナ禍に売り上げ急回復、相次ぐ新規出店 焼き肉店が好調なワケ

  4. 日立製作所vsヤマハ 第6日第1試合スタメン 午前10時から 都市対抗野球

  5. 「5000円でもできる」強弁 桜を見る会迷走、はぐらかしの菅氏答弁を振り返る

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです