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発言

北方領土交渉は目標明示を=登誠一郎・元内閣外政審議室長

 日露領土交渉は1月下旬の日露首脳会談においても、またその後の外相会談においても、双方が基本的な考えを表明して議論は平行線をたどり、進展は見られなかったとされる。

 伝えられるロシアの交渉姿勢は極めて厳しい。これを打破して日本の基本的な立場を反映した形で交渉を決着させるためには、政府は交渉目標を国民に明確に示して、大筋の支持を得ることが必須である。これなしに行われる交渉では、ロシア側から足元を見られて種々の揺さぶりをかけられ、実質的な成果を勝ち取ることは到底不可能となろう。

 従来の領土交渉においては、日本側は4島の主権が日本にあることをロシア側に認めさせることを目標として…

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