東日本大震災8年

語り部、母から娘へ 津波体験、紙芝居で

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田畑ヨシさんが残した紙芝居を紹介する長女の高橋恵美子さん=岩手県滝沢市鵜飼で2019年2月15日、鹿糠亜裕美撮影
田畑ヨシさんが残した紙芝居を紹介する長女の高橋恵美子さん=岩手県滝沢市鵜飼で2019年2月15日、鹿糠亜裕美撮影

 岩手県宮古市田老での津波体験の語り部を長年続けて、昨年2月28日に93歳で亡くなった田畑ヨシさんの一周忌に合わせて、長女の高橋恵美子さん(69)が活動を引き継いだ。昭和三陸大津波(1933年)で母を亡くし、東日本大震災の津波で自宅を流されたヨシさんが最も恐れたのは記憶の風化。恵美子さんは母が残した紙芝居「つなみ」とともに志を受け継いでいく。【鹿糠亜裕美】

 「いつかきっと津波がくるのだからな大きな地震がゆつた(揺れた)なら一人でも裏の赤沼山ににげるんだよ 大きな山のような波がきてさらわれるんだよ」

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