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ヘッドセットは不要! クリエイター必見の新開発「3D映像」ディスプレイ(GetNavi web)

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情報提供:GetNavi web

3D映画やVRの技術は年々進歩しています。しかし、それらを楽しむためにはVRヘッドセットや3D眼鏡などのデバイスを装着する必要がありますよね。一昔前のSF映画などで描かれた未来の世界では3D映像と人間が自然にやり取りをしていましたが、今日でもまだまだそこまでに達していないひとつの理由は、何のデバイスも使わずに、異なる角度から3D映像を同時に見るということが難しいからですね。

 

しかし、まさにそれをやってのけると豪語しているのが、Kickstarterに登場した「Looking Glass」。ヘッドセットがいらないデスクトップ型ホログラムディスプレイを開発しているんです。

Looking Glassの特徴は、3Dシーンを45の異なる角度から映し出し、複数の人たちがその周りに立って同時に異なる方向から立体映像を現実で見ることができること。従来のVRヘッドセットでは、立体をステレオスコープ(2枚の絵を左右別々の目に提示して立体感を生み出す装置)で映し出すため、デバイスを装着している人しか3Dシーンを体験することができなかったのに対して、この新しいディスプレイでは周りの人たちと同時に見て、触れることができるんですね。

 

一般ユーザーが見ても単純に楽しめそうですが、基本的には開発者やアーティスト、デザイナー、建築家といったプロ向けに設計されています。3Dゲームのシーンを作り、キャラクターなどの動きをリアルタイムでテストしたり、3Dアートを既に馴染んでいるツールから直接エクスポートしたり、プロダクトや建築物の設計を3Dで高度に再現したり。様々な用途が想定されているLooking Glass は、3Dクリエーターの、3Dクリエーターによる、3Dクリエーターのためのディスプレイなんです。

Kickstarterでは9400万円以上の開発資金を集めており、商品の発送も順調に開始されている模様。YouTubeやTwitterでも実際にデモを体験した人やユーザーの動画がアップロードされています。Kickstarterのコメント欄を見ると「ちゃんと動作していて、すごくクール!」「実物を受け取ったけど本当に素晴らしい!」と絶賛の声が集まっています。

 

既に本製品を使っているユーザーたちからも「Linuxも追加して欲しい」といった声が届いており、開発者たちは「数か月以内にLinuxをサポートするとは行きませんが、同様のリクエストが既にいくつも来ているのでチームで話し合います」と回答。今後の展開に向けてワクワクするような会話が見られます。

日本向けの販売は、クラウドファンディングサイトの「Makuake」でも始まっています。支援期間はまだ50日ほどありますが、既に目標金額の500万円を大幅に越えており、324人ほどの支援者たちによって2600万円以上も調達されています(2019年3月5日時点)。

 

MakuakeではLooking Glassスタンダード(寸法:20.9 x 9.3 x 15.4cm)の価格が6万9000円、ラージ(寸法:36.8 x 17.5 x 24.4cm)は30万5000円となっています。

すべてのLooking Glassには開発用のHoloPlay Unity SDKが含まれている一方、3Dモデルとアニメーションをインポートするアプリ(OBJ、FBX、STL、gLTFなどのフォーマットに対応)やLooking Glassチームが開発した36個以上のアプリも利用できるとのこと。

 

Looking GlassはAugmented World Expo 2018においてAWEsome賞に、SXSWインタラクティブ・イノベーション・アワードではSciFi No Longer部門で2018年ファイナリストに選ばれています。海外のあるテクノロジーメディアはLooking Glassの不思議な体験を「ピクセルでできた金魚鉢を見ているようだ」と表現。

Looking Glassの開発者たちには製品デザインや生産、配送などを行った経験があり、製造ラインも確立されているので安心です。

VRやAR、3Dコンテンツはこれからもどんどん生まれていきますが、それと同時に開発ツールも進化していくんでしょうね。今後の発展が楽しみです。

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