不審アクセス前年比45%増 発信元は露、中、米 警察庁まとめ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
警察庁が入る中央合同庁舎第2号館=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影
警察庁が入る中央合同庁舎第2号館=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影

 警察が2018年に確認したサイバー空間の不審なアクセスは、1日平均2752.8件(1IPアドレスあたり)で、前年に比べて45.4%増えた。インターネットに接続できる家電などIoT(モノのインターネット)機器を標的とした攻撃が増えている。警察庁のまとめで判明した。サイバー犯罪の摘発も過去最多を更新しており、サイバー空間での脅威が高まっている。

 警察庁は、犯人が被害者と顔を合わせない「非対面型」の犯罪の増加や巧妙化を警戒している。20年の東京五輪・パラリンピックを控え、サイバー攻撃への対策に重点を置き、攻撃を想定した訓練を関係機関と合同で実施している。

この記事は有料記事です。

残り599文字(全文877文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月