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「戦争なければ」南洋戦訴訟控訴棄却に落胆も最高裁に希望

判決後の記者会見で「私のような苦しい思いを二度とさせたくない」と語る大城スミ子さん=那覇市で2019年3月7日午後4時56分、遠藤孝康撮影

 原告の一人で、太平洋戦争中にサイパンで両親ときょうだい4人全員を亡くした大城スミ子さん(83)=沖縄県恩納村=は判決後、落胆した表情を見せた。裁判長は控訴棄却を言い渡し、理由も告げず退廷した。「悔しい。内容も聞き取れないまま、あっという間に終わってしまった」

 大城さんは、沖縄から日本の委任統治領だったサイパンに渡った両親の元に生まれた。家業はサトウキビ農家。学校から戻ると畑で遊び、夜は父宗蒲(そうほう)さんが大城さんらの歌に合わせて三線(さんしん)を爪弾いてくれた。

 平和な暮らしが一変したのは1944年、9歳の時。米軍による空と海からの攻撃が始まった。防空壕(ごう…

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