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群馬百湯

/83 月夜野温泉・みねの湯つきよの館(みなかみ町) 窓ごし絶景が魅力 /群馬

 この宿の最大の魅力は見晴らし。「何十年もいるのに、ハッとして思わずカメラを構えてしまうことがあるんです」。おかみの都筑理恵子さん(59)が取り出したアルバムには、同じ場所から撮られた写真とは思えないほど、季節や時間で色彩が変化する月夜野盆地の景色が収められている。

 薄桃色の春がすみに包まれた新緑の山畑、夕暮れに照らされ真っ赤に光る水田と黒々した山影、盆地全体を覆い川のようにゆっくりと流れる水色の朝もや……。内湯の前面はガラス張りで、こうした絶景を切り取った額縁のよう。夜は電気を消して月明かりの風情を味わえる。日がな一日湯につかり眺望を楽しめる“別天地”として、都心からも客足が絶えない。

 創業は1989(平成元)年。昭和の終わりごろ、都筑さんの父・理さんが山の中腹に湯脈を掘り当てた。創業から数年後、おかみがやめ、娘の都筑さんに白羽の矢が立った。「父に『1週間でいい』と泣きつかれたんです。その後まさか30年近くも続くとは思わなかった」

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