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ストローのように突き出た口と、くるっと巻いた長い尾っぽ。いっぷう変わった形で知られるタツノオトシゴは、れっきとした魚の仲間だ。鹿児島県南九州市の番所鼻(ばんどころばな)自然公園内に「タツノオトシゴハウス」がオープンしたのは2010年。5種300匹のタツノオトシゴが展示され、ユニークな生態を間近に見ることができる。
タツノオトシゴは主に熱帯や温帯の浅い海に生息し、沿岸の藻場やサンゴ礁などを住みかにしている。長い尾を器用に使って海藻に巻き付いたり、背びれや胸びれを動かして上下にゆっくり移動したり。雌が産んだ卵を雄がおなかの中でふ化させることで知られている一方、子育てなど生態には謎も多い。
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