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金言

ゴーン被告への論調=西川恵

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 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告は保釈に際して支えてくれた家族への感謝と共に、「推定無罪と公平な裁判のために戦っているすべての人に敬意を表す」との声明を発表した。仏ルモンド紙は「日本の司法制度に対する批判」と指摘した。

 ゴーン被告が昨年11月に逮捕されて約3カ月半の間、同被告に対するフランスの論調はアップダウンした。逮捕された当時、同国では「ニッサン陰謀論」から「忘恩の日本」まで、フランス人識者の多くが日本を批判した。12月下旬、東京地裁が東京地検特捜部の勾留延長請求を却下したことに、特捜部が切り返してゴーン被告を再逮捕するに及び、日本批判は頂点に達した感があった。

 今年1月初め、ネットにアップされた仏国立科学研究センターのエリー・コーエン教授の論文「日本の産業修正主義」はその典型だ。「日産自動車の西川広人社長はゴーン氏の罪をあげつらうだけで、ゴーン氏の功績については触れようとしなかった。日本の産業界にだけ通じる理屈は、過去の歴史と向き合わない日本に通じる産業修正主義である」

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