全人代2019

中国「宇宙強国」に熱 「ステーション建設」「火星探査」 開発推進、発言相次ぐ

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
2022年に建設を予定する中国独自の宇宙ステーションの模型=広東省珠海市で2018年11月、河津啓介撮影
2022年に建設を予定する中国独自の宇宙ステーションの模型=広東省珠海市で2018年11月、河津啓介撮影

 【北京・工藤哲】北京で開かれている全国人民代表大会(全人代=国会)や中国人民政治協商会議(政協)で、中国の宇宙開発への発言や提案が相次いでいる。中国は2045年までの「宇宙強国」建設を目指しており、火星探査機や新たな無人月探査機、宇宙ステーションの打ち上げ準備が進む。国内では宇宙空間をテーマにした本格SF映画が大ヒットしており、官民が一体化した宇宙ブームに沸いている。

 「22年前後に中国の宇宙ステーションを建設できるだろう」。中国メディアは4日、「中国航天科技グループ」設計師の張柏楠・全人代代表の発言を伝えた。また中国月探査プロジェクト設計師の呉偉仁・政協委員も3日、「今年末に月探査機『嫦娥5号』を発射する。月で土を採取して帰還する。米露に次ぎ3カ国目だ。来年は火星探査機を打ち上げ、火星を回り着陸、探査をする」と述べた。別の代表や政協委員からは、宇宙に関する法…

この記事は有料記事です。

残り494文字(全文880文字)

あわせて読みたい

注目の特集