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Photo 独りでケーキ 48回目の結婚記念日

妻才子さんの仏前に供えたケーキと同じものを口にし、涙を流す佐藤信行さん=宮城県気仙沼市で2019年3月8日、小川昌宏撮影

 宮城県気仙沼市内の災害公営住宅で暮らす佐藤信行さん(68)は8日夜、東日本大震災の津波で亡くなった妻才子さん(当時60歳)の遺影を見つめ、独りでケーキを食べた。この日は二人の48回目の結婚記念日。「8年前、ニコッとした顔が忘れられなくて……」、涙を抑えられなかった。7年9カ月も行方不明だった才子さんは昨年10月、流された場所から近い防潮堤工事現場で見つかった。

 同級生だった二人は20歳で結婚。イチゴ農家を営み、2男1女を育てた。お互い甘い物好きで、記念日は毎年ケーキを用意した。震災直前の3月8日。二人とも口数は少なかったが、才子さんが食べたそうにしていたチョコレートケーキを信行さんが譲ると、思わず笑みがこぼれた--。

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