東京・公立福生病院

透析中止で女性死亡 「腹膜透析」示さず 治療法限定

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
人工透析治療の種類
人工透析治療の種類

 公立福生病院(東京都福生市)で外科医(50)から人工透析治療をやめる選択肢を提示された女性(当時44歳)が死亡した問題で、女性に対して「腹膜透析」という別の治療法の説明はなく、「血液透析」をやめるか続けるかという二つの選択肢しか示されなかった。透析治療に詳しい関係者は「医療を受ける患者の権利が奪われている」と指摘している。

 透析治療には(1)腕などに針を刺したり首周辺から管(カテーテル)を入れたりして血液を浄化する血液透析(2)腹腔(ふくくう)内に透析液を入れて毒素や老廃物を取り除く腹膜透析--の2種類がある。女性は腕からの血液透析が難しくなったため、昨年8月9日、福生病院を受診。外科医は、首周辺に管を挿入する治療法と、「死に直結する」という説明とともに透析治療をやめる選択肢を示した。同席した夫(51)によると、外…

この記事は有料記事です。

残り581文字(全文944文字)

あわせて読みたい

ニュース特集