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東日本大震災から8年を前に、「復興支援道路」として整備が進められた釜石自動車道(花巻市-釜石市間、約80キロ)が9日、全線開通し、被災地の沿岸部と内陸部が初めて高速道路で結ばれた。最後に開通した釜石仙人峠インターチェンジ(IC)-釜石ジャンクション(JCT)間6・0キロで式典があり、地域住民らが復興を支える道路の完成を祝った。
この日は被災地を縦断する「復興道路」の三陸沿岸道路も釜石南IC-釜石両石IC間14・6キロが開通し、釜石道と接続した。これにより、今秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場、釜石鵜住居復興スタジアムと花巻市中心部は1時間23分で結ばれ、震災前より約40分短縮された。今後、コンテナ取扱量が増えている釜石港を拠点にした物流の活性化や、花巻空港などとのアクセス向上による観光客の増加が見込…
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