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大阪市 街に根付く、ご神木 住民に安心与え /大阪

社に榊を供える藤井義隆さん。3年に1度の枝切りの費用は、住民の寄付などでまかなう=大阪市中央区玉造で、小出洋平撮影

 大阪市中央区玉造2の車道真ん中に立つエノキに向かい、藤井義隆さん(68)は毎日手を合わせる。物心ついた頃、既にこの場所にあったと覚えている。周囲約1・8メートルの幹にしめ縄が飾られ、寄進されたという社もあるご神木。通勤途中の通行人や近所の会社員らがさっと手を合わせていく。

 周辺は高層化した集合住宅が増え、住民も入れ替わりつつあるが、エノキは変わらず残されている。その理由を古くからの住民に尋ねると、戦時中はこの木のそばに防空…

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