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東日本大震災の津波で流され、持ち主が分からない写真や位牌(いはい)などの震災拾得物。「思い出の品」と呼ばれる通り、失われた古里の風景や亡き人とのつながりを呼び覚ます記憶が閉じ込められ、震災で傷ついた人たちの心を癒やす力を持っている。今も一部自治体で返却が続いているが、震災から8年を迎え、事業の終了や縮小も検討されている。今後、「思い出の品」をどう扱っていくべきか。被災地では議論が続いている。
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