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ストーリー

亡き妻子4人胸に再出発(その2止) 人を結ぶ町食堂

今野洋昭さんは既製品に頼らず全てを一から作り上げる。「やっぱりお客さんにおいしいと言ってもらいたいから」=宮城県石巻市で2019年2月25日、喜屋武真之介撮影

 

 ◆大川小遺族「前向き歩く」

「両親」支える覚悟

 三陸自動車道を河北インターチェンジ(IC、宮城県石巻市)で降りると、大きなカメの上に小ガメの乗った愛らしい看板が目に飛び込んでくる。今野洋昭(こんのひろあき)さん(38)と妻キミ子さん(38)が営む飲食店「かめキッチン」の巨大な看板。イラストは「カメの絵しか描けなかった」というキミ子さんが手がけた。

 約320世帯が暮らす防災集団移転地「二子(ふたご)団地」の隣接地に店を構えて1年、常連客が増え、軌道に乗り始めた。洋昭さんは1月下旬、持病の腰痛を悪化させて1週間休んだ。久しぶりに店を開けると「もう大丈夫ですか」と声をかけられ、「おかげさまでなんとか」と応じた。客との会話は元気の源だ。「お客さんが支えてくれたから、続けてこられた」と洋昭さんは言う。

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