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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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将棋 順位戦A級 将棋界の一番長い日 大盤解説会も大盛況に

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対局を振り返る羽生善治九段(左)と広瀬章人竜王=静岡市葵区の「浮月楼」で1日、玉城達郎撮影
対局を振り返る羽生善治九段(左)と広瀬章人竜王=静岡市葵区の「浮月楼」で1日、玉城達郎撮影

 <第77期順位戦A級最終対局 羽生善治九段VS広瀬章人竜王>

 1日、将棋界の一番長い日は前期と同じく静岡市の浮月楼で行われた。前夜祭やサイン会、指導対局はどれも盛況で、佐藤天彦名人や斎藤慎太郎王座ら豪華メンバーの大盤解説会も定員の350人がすぐに埋まった。

 最初に形勢が動いたのは2勝6敗の深浦康市九段(47)と5勝3敗の糸谷哲郎八段(30)の将棋だ。糸谷は愛用の角換わり早繰り銀に誘導して先攻し、第1図に。直前に深浦にミスがあり、図から糸谷の怒濤(どとう)の攻めが決まる。負けると降級の深浦は必死に粘るが、糸谷は的確に追い詰め、午後8時24分に糸谷勝ち。深浦がA級から4度目の降級となった。斎藤王座は「深浦さんは苦しい中でも相手が間違えたら逆転する手を指して、時間もいっぱいに使いました。終局は一番早かったのですが、簡単ではなかったことを感じていただければ」と解説会で語った。

 羽生善治九段(48)対広瀬章人竜王(32)は挑戦の可能性を残す6勝2敗対決だ。相掛かりで両者中住まいという流行の構えから後手の羽生が猛攻して第2図に。この場面で広瀬は攻めか受けかの判断を誤った。午後10時49分に羽生が勝って挑戦の望みをつないだ。

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