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元女子勤労挺身隊訴訟 原告2人が来日 名古屋の報告集会に参加

花束を受け取り笑顔を見せる、元女子勤労挺身隊訴訟の原告、梁錦徳さん(左端)と李敬子さん(その右)=名古屋市熱田区で2019年3月10日午後2時7分、野村阿悠子撮影

 日本の植民地時代に名古屋市の軍需工場で強制労働させられたとして、三菱重工業を相手取り、韓国で損害賠償請求訴訟を起こした元女子勤労挺身(ていしん)隊の女性ら原告2人が10日、同市で開催された報告集会に参加した。

 訴訟を巡っては、韓国の最高裁が昨年11月、三菱重工業の上告を棄却し、同社に賠償を命じる判決が確定した。判決後、同社は賠償の協議に応じなかったため、原告側は同社が韓国国内に有する商標権や特許権の差し押さえを韓国の裁判所に申請している。

 集会は市民団体「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援す会」などが主催。元挺身隊員で原告の梁錦徳(ヤン・クムドク)さん(89)は「高齢で、明日死ぬか来年死ぬかわからない。心を合わせて支援してください」と訴えた。挺身隊員の遺族で原告の李敬子(イ・キョンジャ)さん(76)は「過ちをいつまで残していくつもりなのか。謝罪と賠償をしてほしい」と話した。2人とともに来日した原告側代理人弁護士は、今後の同社の対応次第では、欧州の同社資産の差し押さえも検討する考えを示した。

 梁さんは10代だった1944年、働きながら女学校に通えると誘われて来日し、飛行機部品の製造に従事した。学校には通えず、無給だったという。【野村阿悠子】

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